三日少女

三日坊主を前提に、日々の徒然を発信。今一番興味があることは『投資』。

猫、愛着と執着、その先へ①

こんばんは、yubinekoです。

 

寒いです。我が家は純日本家屋の極寒住宅です。冬は『猫はコタツで丸くなる』もんですが、猫もコタツもない我が家。いっそ冬なんてご遠慮願いたいのですが、そうはいきません。天からの恵みは良しにつけ、悪しきにつけ、わが身に降り注ぎます。そんな私、週末は週間天気予報をチェック、寒いと思われる日はなるべく家に近づかないように・・・イソイソと外出、暖房のしっかり効いている大型施設にダイブします。光熱費の節約にもなりますからね、外出先で贅沢をしなければの話ですが。

 

あまりの寒さで、地域猫さん方も姿をくらませております。なかなか猫ポイントゲットならず、ですが、みんな暖かい避難場所があって良かったのう、と『ぬくぬくとした猫の図』を思い描き、自らを癒します。しかし、そんな寒さの折にあっても、外をほっつき歩くワイルドな猫さんも居ます。逃避場所がないのかもしれません、自ら好んで人間と距離を置いているのかもしれません。先日は、稼働していると思われるエアコンの室外機の上に、ちんまりと座っている猫さんを発見しました。少し暖かいのでしょうね。しんみり。

 

本能的に近寄る私。

 

ワイルドな目をした猫の目が・・・

『ニンゲン、何故近づく。なんかオマンマくれるのか?お前近づくと、俺逃げるぞ。俺のキープした暖かさどうなる?お前、それに見合うモノもってきたか?』

と、物語ります。

それに見合うだけのものを持ち合わせておりませんし (第一、飼うと決めた猫以外には何も与えませんし)、それでも近寄る子供のような無神経さも持ち合わせておりませんので、私はおずおずと その場を後にしました。

 

こういう猫とのやり取り大好きです。一人妄想劇場だと分かっていても、大好きです。一人じゃ出来ませんからねっ!最低一匹ひつようです。

 

今日はこのまま猫の話で続行、テーマは『猫』、ちょっとしっぽりした話。

 

先日、地域猫さん達のお話をしました。この界隈には、私がニックネームを付けた猫さん方がウロウロしています。中でも私のお気に入りは『月ちゃん』。『月』と名の付く もつ鍋屋さん の帰り道に出会ったので、このニックネームにしました。名前の由来はさておき、なぜ月ちゃんがお気に入りかというと、この猫さんが何となく、私が以前飼っていた『千ちゃん』に似ているからです。顔面が、じゃなくて、猫としての存在感が。

 

私の分析によると、人に慣れた猫の性格は、いくつかのタイプに分かれます。

 

①人間大好き甘い甘いタイプ

②オマンマ大好き食いしん坊タイプ

③人間やオマンマよりも大事なものがあるワイルドタイプ

④何も考えてないお人よしタイプ

 

もちろん、これだけではありませんし、この4タイプに、臆病・引っ込み思案・内弁慶、などネコ特有の性質が組み合わされて、もうそれは数えきれない程の性格の猫が存在します。人間同様にです。そして、お気に入りの月ちゃんは、千ちゃんと同じくタイプ③「ワイルドタイプ」に属するわけです。ワイルドタイプの猫さん方は・・・私の独断と偏見によると、大方オス猫ですね。『オマンマ食べたいからニンゲン必要、適宜甘えたいからお気に入りのニンゲン必要、でもオレは外に出る、そこがオレの居場所だから、にゃお~ん』と言う確固たる信念を持っています(そのように見えます)。

 

彼らの魅力は何といっても、野性的な存在感です。動物園に居る動物さんたちは、残念ながらペットに近いですし、何といっても自由に移動出来ません。野性的であること、その絶対的な条件は、その動物が自分の意志に従って自由に行動出来ることです。そんな野性身のある動物を身近で見られるといったら、これは猫くらいしかいません(鳥もかな)。地域猫は、地域の方たちが管理をして、保健所で殺処分される猫を減らすために、避妊や去勢手術が行われています。ゆくゆくは、野良犬同様に、見られない存在になるのかもしれませんね。

 

猫、愛着と執着、その先へ②に続く・・・