三日少女

三日坊主を前提に、日々の徒然を発信。今一番興味があることは『投資』。

立ち向かうのだ!

こんばんは、yubinekoです。

 

地元に舞い戻り、夫さんと暮らし初めて約二か月が経ちました。非日常が日常になり、特別な時間が当たり前の時間になり、そういうのって「いいもんだな~」と思っていますが・・・夫さんはどうでしょうか?彼は当たり前の時間も、特別なものにしたいようです。カチカンのチガイ?ブンカのチガイ?カチカンのスリアワセ。夫婦的議題に真摯に向き合いたいと思う今日この頃です。

 

日常生活と密着に関連しているものの、なかなか見えてこない『税金問題』に、私なりに取り組んでいます。

まず基本的な事として、日本には所得税・資産課税等・消費税等の三本柱が存在していて、それぞれが国税地方税に分類されています。身近なところで言うと、給与所得税も住民税も所得税のカテゴリーに入りますが、給与所得税国税、住民税は 地方税。何だか国からも地方からもダブルで徴収されてる感じがしていたのですが・・・『所得に対して課税される』と言う共通点はあるものの、徴収する主が違いますし、使われる先も違う。国税は国が行っている行政サービスへ。地方税は、住んでいる地方自治体が行う行政サービスへ。ふむふむ。

全ての税金について書いていくとキリがないので、私に関わる、もしくは関わるかもしれない税金について簡単に触れていきたいと思います。

 

[所得税]ー個人の稼ぎに対してかかる税金。所得の種類によって、課税計算のされ方が違う。

利子所得(銀行に預けている貯金の利子)

配当所得(株の配当金・投資信託の分配金/原則20%ですが、特定口座を利用すれば自己申告不要)

給与所得(夫さんは勤めに出てないので関係ないが、今後可能性ありか?)

譲渡所得(運用している株や投資信託を売却する際に受け取る所得/自分が買った株でも、売る時には税金がかかる!致し方ない現実)

雑所得(公的年金を受給する時に受け取る所得)

個人の事業所得(在宅で多数の仕事掛け持ちの夫さんはコレに属する?事業所得他の所得と合算された総収入金額 ー 必要経費 ⇒総合課税と呼ぶ)

※勤めがないということは、勤務先が個人の代理で税金の徴収(源泉徴収)をしてくれないので、個人で確定申告に行かないといけません!青色申告するのかな。要勉強!

 

[資産課税]ー資産を手に入れたり、持ったりすると徴収される税金。

相続税(親が亡くなった後に受け継ぐ資産があれば、その金額に応じて算定。一定の控除額があるので、課税対象にならない可能性が大きい。)

贈与税(親が生きている間に援助してもらった資産に対して課税。一定の控除額あり。他にも祖父母から孫への教育資金援助は、手続き次第で1500万円まで非課税になる⇒教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置)子供はまだ居ませんが・・・

自動車税(便利なところに住んでますので、今のところ必要なし)

固定資産税(夫さんの方針で、賃貸物件に住む予定しかありません)

 

[消費税]ー消費にかかる税金

消費税(いまのところ8%)

たばこ税(夫さんスモーカー。納税義務者は製造者か輸入者、ココが増税されてますので、店頭のたばこ代はバンバン値上がりしています。)

入湯税(温泉行きたい!)

※そのほかに、流通に係る税金あり(印紙税、不動産取得税など)

 

いやはや実に沢山の税金がありますね。これらが更に国税地方税に分類されます。しかも一定の規則なし。酒税は全て国税ですが、たばこ税は 国税都道府県税・市長村税・たばこ特別税 の四方向から徴収!そろそろ煙草やめようかっ!?

こんな具合に日本の税制度は、調べる程に複雑(怪奇)。徴収された税金の内、33%程が社会保障関係費に配分されていることは分かりますが、どの税金が 正確に どの目的 に使われているかは、私には調べられませんでした。『一般人には知らないでもらって結構』という事でしょうか。

 

税金問題攻略のためネット検索をしていると、大変多く目にするのがスウェーデンの税制度についてです。スウェーデンは『福祉先進国』と呼ばれていたりして、日本の税制とも度々比較されています。福祉大国ということは、税金高め、その代わり福祉制度が充実していて、人々が安心して暮らせる、その通りなんですが、その税金が本当に高い!

 

地方税は→収入に関わらず30%

国税は→年収が約400万円以下だとかからず、400万を超えると累進課税的に20%・25%・・・と加算される

消費税は→一般的に25%だが、軽減税率があり、食品や交通費には12%、書籍や新聞など文化事業に関わることは6%となっている

相続税は→なし!

 

高いけど、おもしろーい。スウェーデンの税金事情、知れば知るほど、確かに素晴らしい!Wikipedia 調べではありますが、納めた税・保険料のうち、45%はその年のうちに本人にサービス還元され、また38%は生涯のうちに本人に還元され、残り17%は他者への再配分となるそうです。シンプルかつ分かりやすい!

何故このような分かり易い税制度が可能かと言うと・・・スウェーデンでは地方自治が徹底されており、各個人(またはその代表)が、自分の所属する自治体(コミューン)にしっかりコミットしていて、どの税金を どの位の割合で どの目的に使うのか、自分たちでしっかり議論しまくってるんです。人口が100万人弱で、細分化されたコミューンがあるからこそ可能なことかもしれませんが、この仕組み自体、学ぶことが大変大きいと思います。自分たちで時間をかけて話し合ったからこそ、

 

社会保障を手厚くする為に、消費税は25%(高い!)でいこう、でも交通費は軽減しないと不景気に繋がるよね、そんでもって子供から大人まで読書は大切だから6%にしょう

 

ってなるんだと思います。それを子供たちはしっかり見ていて、また自分のコミューンにコミットしていきます。素敵です。

 

日本にこれは無理なんでしょうか。税金なんてお上が決めるもの。不満はない訳じゃないけれど、変えるのは大変そうだし、不可能だし、日本の社会保障に度々救われている身分だし、まぁこれで良いか。これが私を含め多くの人が考えていることでしょうが・・・これではいつまで経っても、自分の暮らす自治体や国にコミット出来ない気がします。

 

これって、国レベルでも、家庭レベルでも、同じだなって思いました。

 

私の属していた家庭(実家)は超封建的だったもので、『話し合い』ってなかった様に記憶しております。一家の主たる父親が、基本的な決断をする。話し合いをしない内に、向き合うことが億劫になります、気づいたら話し合えなくなります。夫婦間に会話があっても、議論はないんです。

そんな家庭で育ったもので、私も話し合いを好みませんでした。口下手、思いを論理的に話すのがとても不得意です。でも、夫さんとの新婚生活を始めて、時に苦しくても思い切って向き合うことって大切だな~と、つくづく感じています。

 

話はあらぬ方向へ飛び始めていますが・・・日本の税制においても、我が家の在り方についても、議論をしつくしてこそ、本当の在り方って見えてくるのではないでしょうか。私は、どっちとも向き合いたい!

税金にも、夫さんにも、めげずに、立ち向かうのだ!!

 

See you next time !!!